相性:干合(かんごう)について【初心者向け四柱推命講座】
四柱推命での天干での相性について
(書き途中です)
天干(てんかん)とはメンタル(気持ち)における相性を見ます。
剋(こく)について、、、ぶつかり合う関係でよくない、仲が悪いとされています。
乙(きのと)でいえば、強くぶつかるのが辛(かのと)、己(つちのと)
剋(こく)の逆は相乗といわれ、癸(みずのと)、壬(みずのえ)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)
昨日お話しした冲(ちゅう※刑・冲・破・害のうちの一つで十二支同士の相性が悪い状態を表す)の関係で、必ずしも良くないわけではない、くっつかないからこそ仲良くいられる関係というのもあります。
その場合は、生まれのバランス的にくっついて化す(かす)、干合(かんごう)という、合わさると変わったり弱まったりすると全体のバランスが崩れる、そんな関係性がよかったりすることもあります。
あとは、コミュニケーションスキル、、、喧嘩するほど仲がいいっていいますよね。わかりあわない、わかりあえないけど家族として過ごすということでうまくいっている場合があります。
それ以外にも、命式のバランスというものがあります。この命式のバランス的に、お互いがお互いにない部分を持っているということがあると多少性格的にそぐわない、、、天干(てんかん)というのは性格面を表すのでそこがすれ違うととかがあっても、その分からないところがよかったりします。
仲はいいけど相手のことが分からない不思議さ
不思議なもので、仲のいいご夫婦で「もう10年経ちましたよ、うちは仲良くて喧嘩もしたことがない。でも、いまだに奥さんのことがよくわからない」と仰る旦那様がよくいます。
そういう場合は、大体ぶつかり合う関係です。剋(こく)に限らずぶつかり合う関係です。
剋(こく)の関係で気を付けたいのは、動画の中で赤丸がついたところに合(ごう)の関係が入っていることです。以前話した合(ごう)の関係、くっついて離れられない、他を忘れてしまうような関係です。
これは違う種類として考えてください。
命式上、冲があっても仲がいい場合も多いです
昨日の命式を例としてみてみましょう。
この方の日干の部分は庚(かのえ)です。この方と、甲(きのえ)の方がいたとします。これだとぶつかります。お互いにはっきり物をいう、曲がったことが大嫌いなのでこの組み合わせだとぶつかります。
ただ、はっきりものをいうだけなら言いたいことを言い合って、、、。でも、この2つは強いので言われてもあんまり気にしません。周りが聞いていてヒヤヒヤしてても意外と大丈夫なのがこの相性です。
占いの結果を気にしない、結婚できないと言われても絶対そうとは限らないから
そのような感じで、自動占いとかで言われているようなことは気にしないほうがいいですし、正直言うと多くの占い師が言っていることは、、、(苦笑)。びっくりしたのは以前、四柱推命で「あなたは結婚できない」と言われたお客様がいました。四柱推命は、あくまで命式とか目安みたいなものはあるけれど、「ぜったいそうだ」みたいなのは実はありません。
結婚できなくても、できる年回りは実際あるし。私などは命式の判別などが出来る先生があまりいませんでした。というか、先生方しらなかった。結構有名なところで勉強している先生方がそんな感じでした。そして、そこの先生方がわからないような格局(かくきょく※命式のタイプ)や判別の方法もあります。
有名な先生でも読み切れないことがありますので、相性良くないと言われても気にしなくて大丈夫です
そういう状態だから、占いをやっていて何人にわからないだの結婚できないとか言われても、気にしないことです。結果として結婚しなかったんだったら、それはそれでまあ結婚しなかったんだなあ、って思っていいと思います。
四柱推命やってて思うのが時柱(じちゅう※生まれた時間を天干地支で表したもの)とか母子手帳に書いてあるものと実際が大幅にずれている事が結構多いです。
有名な先生も言っていますが、3、4つ命式を作って分析し直したほうが良いです。
うるう年や月なども考慮しますと日や月をまたいでいる場合もあります。
またどう考えても、はてしなくずれ込んでいきます。
けっこう有名な先生でも、そこを見間違えるし、結構起こりうることです。
鑑定やっていると間違いや失敗なんて神様だって光の国だってある事で。
いや試行錯誤と言うべきかも。
そんな感じで誰でもやりますから、やると決めたら気にしないでどんどんと鑑定していきましょう、というのが私の考えです。
Originally posted on 2020年4月20日 @ 10:38 PM