地獄道・畜生道に堕ちると何が起こるのか?ついて
地獄道・畜生道に堕ちると何が起こるのか?ついて
娘が仕事に行くのが嫌だとの事。
家で仕事をしたいというので、じゃぁどういう家でどういう風に仕事をしたいのかイメージしてごらん。
ほらビジョンだよビジョン、という事でイメージ化を進めておりました。
まずは理想をイメージ可視化するところから^^
ところで。
昨日は久しぶりに、猿楽町の馬頭観音様にご挨拶に伺いました。
中目黒に住んでいたころは、。不思議と、肉を食べた後に必ずここの馬頭観音様に立ち寄り祈りをあげていました。
とても小さい神社にある観音様。
この一帯を治めていた豪族の古墳が神社になっているものなのですが、ここの神様も花が咲くと呼んでくださるように思います。
冬だとクリスマスローズ。
久し振りに伺うと、梅が満開でした。
本当は行く予定がなかったのですが、早く着きまして、ついでに信号まで青で行けと言わんばかりでしたので立ち寄りました。
梅の香がたちのぼりとても良い香りでした。
ところで、馬頭観音様の話。
実はご縁がある神社のひとつに八坂神社があります。
八坂神社の御祭神は牛頭天皇といい、牛の頭をした異形の神様です。
大国主の命同様、国津神という土着の神様なのですが、眷属が4千もいたと言います。
眷属神って、ただTOPが強いだけで従うという事はないと思うんです。
逸話を読んでみても、見た目を気にせず丁寧にもてなしてくれた現地の一族を自分が居なくなった後でも暮らしが楽になるようにと、心配りをしたとかで。
そういう、仲間を大切にする人柄が、沢山の眷属、ようは部下に慕われて何かの時には一致団結して行動を起こすことが出来たのでしょうね。
ところで、中国だと牛頭と馬頭はそれぞれ牛頭鬼馬頭鬼と呼ばれております。
鬼というのは中国では神様の事でして、実は鬼才というのは神がかった人という意味合いでもあります。
向こうの鬼は神様の意味です。ちなみにすぐ近くにあるもうひとつのご縁深そうなパワースポットには馬頭観音がいます。
牛頭馬頭は地獄の番人なんですが、地獄道という風に六道輪廻の中に入っている世界観なので、誰しも一度は通る道かもしれません。
いずれにしても、一度その道に進んだら極めてみるのも良いかもしれませんね。
天道でも、地獄道でも、修羅道でも。。。
そういえば、地獄道の中に畜生道というのがあって、そこに堕ちると来世は動物として生まれ変わるとか。
そんな話を聞いていると、うちにはメンフクロウがいるのですが、以前は人間だったのかしら?なんてふと、思う訳です。
この子は我が家の癒し担当として、家族の心を癒してくれている、大変重要なお役目を担っております。
仏教では、動物は弱肉強食の世界に生きる事になるので大変という事になっていますが、この子は人を癒すお仕事で、3食昼寝つき。
それどころか、止まっている止まり台が軽い事もあって、結構な頻度でそれを引きずって定位置から平気な顔で飛び出して来ます。
娘が見かねて、肩に乗せてあげて、暫く一緒にいて満足する訳です。
フクロウというのは警戒心が強いので、人と目を合わせる事がないと言われています。
しかし、この人の目をまっすぐ見て来る緊張感ゼロの姿を見ていると、これは本当に道に外れた魂が堕ちる畜生道のなれの果てなのか?
仏教界も変化しているんじゃないかとか思ってしまう訳です。