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山風蟲について考える

 2023/07/08 いろいろ   664 Views

山風蟲について考える

山風蟲というのは、ご馳走を放置して片付けなかったところに蛆虫がわいている様です。

チヤホヤされてるうちに、これくらい良いかとお財布の紐が緩んじゃう。

それを咎める家族のことを疎ましくなってしまい、お金を渡さなくなったり離婚したりしてしまう。

ウソのような本当の話です。

後片付けはしっかり行いましょう。

ところで、この卦の解説って「必ず最後はお互いを喰い合う」となってるんですよね。

つまり、平和的な楽しさに飲まれて行くうちに根性腐って”楽して稼ぐ”ことを考え始めてしまう。

初めは徒党を組んで同じアナのムジナとなって、うまいこと他人の利益のおこぼれをもらうために群がっていた人たちも、最後おこぼれか無くなったらお互いに相手の利益を貪ろうと奪い合う事になる、という意味。

そして、そこから脱するには、大変な勇気が必要とも、説いています。

みすまるのたま

孔子はキリストやブッダ・ソクラテスと並ぶ四大聖人の1人です。

易経は体系立ててまとめられている世の辞(ことわり)なのですが、易とは「易しい(やさしい)」という意味合いがあります。

つまり誰でもが覚えやすいように作られたものです。

中国では、風水をはじめとする五術の制圧がされた歴史があります。

口伝で伝えられていたため書物を焼き払うだけではなく生き字引もチョン喝です。

マレーシアに逃亡したある風水一派は、そこで寺院を建て富豪たちからの相談に乗りながら、利益は全て現地の恵まれない人たちのために使ったとか。

一見徳のたかい行動ですが、国の恵まれない人のために施しを行えば手っ取り早く味方が沢山できます。

富豪の相談に乗り儲けさせていれば、金持ちからも喜ばれます。

つまり相手が欲しがるものを与え、手っ取り早く民衆や国の中心人物を味方につけて、外部からの追っ手から身を守った、という事ではないでしょうか?

蓋をしてひとつところに溜め込んでしまうと、腐敗が進みます。

多少の循環をさせる事で、新しい風が入り込み、新鮮さを保つことができますね。

最近はSNSで密なグループだけ別にして投稿できるグループがあります。

先日誤ってシャワー浴びてる横にスマホを置いたらどーでも良い画像が限定公開となり、それ以外は限定公開は基本行ってないのですが。

以前から、ビジネス系の発信アカウントでは、全公開が基本、ファンを作るためには自己申告性のコミュニティと言われてます。

これも風通りが良くない状態ですと、中身が腐敗していくからですね。

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