活動名は本名なの?と聞かれた時のスマートな対応
こんにちは、だんです。最近、「活動名は本名なのですか?」という質問を受けることが増えました。以前にもフリーで活動する際の名前の決め方についての記事を書きましたが、今回は、その続きとして実際に聞かれた時どう対応すればよいか、そして活動名をどう使えば信頼につながるのかをお話します。
フリーで活動する際の名前戦略
フリーランスとして活動を始めるとき、「名前」をどうするかは意外に重要なテーマです。
活動名は、あなた自身の世界観を伝える名刺のようなもの。
使い方ひとつで、ブランディング効果にも影響します。
特にスピリチュアルや占いの世界は、現実と精神をつなぐ「感性」を大切にする分野です。
ですから、「印象」や「響き」が個性を際立たせることも多く、本名よりも活動名のほうが自分の世界観を表現しやすいことがあります。
一方で、活動名を選ぶ際に「どう見られるか」が気になる人もいます。
そんな時は、「信用は名前そのものではなく、発信する内容や実績で育つ」ということを思い出してください。
占い師がニックネームで活動する理由
占い師の場合、多くの方が本名ではなくニックネームや雅号のような名前で活動しています。これは匿名性が距離を生み、むしろ神秘性を感じさせるからです。
たとえば、どんなに現実的なアドバイスでも、名前がもつ響きが幻想的だと、それだけで「特別な世界の人」という印象を与えます。
この「非日常性」が、相談者の心を開くきっかけになるのです。
実際に国内最大の占いの館を経営しているオーナーが大切にしていたのが「非日常感」でした。
もちろん、匿名より実名のほうが、安心して相談できるという方もいらっしゃいます。
ただ、それはカウンセリングですとか、占いというエンタメ性から外れたものであるからでしょう。
それに、日本には雅号という古くから本名とは違う活動名が存在します。
海外の人もニックネームをミドルネームとして使用するように、第3の名前はあって当然というのが古来からのありようです。
ただし、本名のほうが身元がしっかりしていて信頼できるという人もいるのは否めないところです。
いずれにしても、占い師等の相談業の場合、信頼は「当たるかどうか」ではなく、「どれだけ心を整えてくれるか」で決まります。
結果として、匿名性そのものがブランディングの一部となり、むしろ成功を後押しするパターンもあります。
信頼を得るプロフィールの作り方
活動名を決めたら、次に大切なのはプロフィールです。
ここで意識すべきなのは、「自分を飾る」よりも「相手が安心する」こと。
名前よりよほど大切な部分です。
経歴や資格よりも、「どんな思いで活動しているか」「どんな人の力になりたいのか」を明確にすることで、文章全体に温かみや誠実さが生まれます。
プロフィールは「物語」として伝えると、初めての人にも親しみが湧きやすいですよ。
そして、きちんと実績を載せることも大切です。
ここは本当のことを書きましょう。盛りたがる人もいますが、する必要はありません。
そして、名前とプロフィールのトーンを一致させること。
活動名が柔らかい印象なら、自己紹介文も穏やかに。
力強い名前なら、言葉選びにも芯を感じさせるように整えると、全体の印象がまとまります。
オフ会で本名を聞かれた時の対応
さて、実際にオフ会などですと「それ、本名なんですか?」と聞かれる事があります。
但馬の場合は先祖の名前を使ってます。
ただ、言いたくない理由があるときは、無理に答える必要はありません。
「あなたは本名ですか?」とか、「なぜ私の名前が気になるのですか?」と、穏やかに聞き返してみてください。
それだけで、空気が柔らぎ、話題が自然に別の方向に進みます。
前向きな会話に変えるコツ
もし相手が本気で悩んでいたら、「売れている人は自分からそういう話をしないんですよ」と伝えてみてください。
そこで、「但馬檀さんの記事に書いてありましたよ」と話題にしてもらえたら、きっと笑いながら盛り上がると思います。
結局のところ、お客様が求めているのは、名前ではなく「望む未来を叶えてくれる人」かどうかです。
本名かどうかではなく、その活動名にどんな意思と誠実さが込められているか。それが、信頼と繁栄を生むいちばんの鍵です。
そもそも、願望達成や悩み解消をしたい方で、こういった細かい部分ばかり気にする人は、願いが叶いにくい人である事も付け加えておきましょう。
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Originally posted on 2017年3月10日 @ 8:00 PM