無意識のチャネリング、相手の心を映す鏡
最近気づいた事です。私は無意識なんですが、リアルタイムでチャネリングする癖があるようなんです。
異業種交流会とかパーティーなんかでは、こうした事がよく起こるんですね。
偶然?それとも必然?
先日、あるパーティーで美しい女性に仕事内容を聞かれたんです。
パートナーシップの相談が多いという話をしていたので、例え話をしてみることにしました。
「例えば、あなたが既婚者から食事に誘われていて、良い人だけど既婚者だしどうしようって悩んでいたとします。
相手が真面目な人なら既婚者でも良いのですが、遊び人で何人も泣かせていたりする場合はお止めしたりする事もあります。もちろんお互い割り切れれば良いですけどね」
たとえ話のつもりで、適当に話していたんですね。
相手の表情が一変した
するとどうなったか。
見るみる相手の表情が強張って来たんです。
あ、これはまずいなと思いました。
どうやら、この例え話が相手の今起きている状況と、ぴたっと合致してしまったらしいんですね。
「わかりましたか?行っちゃいけませんよ」と言うと、相手は深くうなづいて去っていったんです。
我ながら、正直怖いなと思います。
無意識が真実を拾い上げる
なぜこんな事が起きるのか。
これは、相手の波動というものが、私に無意識のうちに伝わっているからなんですね。
つまり、その女性が心の奥底で抱えていた悩みや葛藤というのが、波動として表面化していて、私がそれをキャッチしてしまっているわけです。
私が意識的に相手の事を読もうとしているわけではなく、無意識のうちにそうなってしまっているんです。
だから、一見すると偶然のような、適当な例え話に見えるんですけれども、実はそれは必然なんですね。
波動は隠せない
人間というのは、何か心に抱えていると、その波動というのは自分では気づかぬうちに周囲に発せられているんです。
「大丈夫です、何もありません」と口では言っていても、波動は隠せないんですね。
そうした波動をキャッチする人というのは、その人の真実を言い当ててしまう。
それが、相手にとっては、ドキッとする瞬間になるわけです。
チャネリングは誰にでも起こり得る
実は、こうしたチャネリングというのは、私に限った話ではないんです。
誰もが、無意識のうちに周囲の波動をキャッチしています。
ただ、それに気づいているか、気づいていないか、その違いだけなんですね。
感度の高い人は、相手の本当の悩みや、心の奥底にある想いを、言葉ではなく、波動として感じ取ってしまうんです。
相手の波動に同調する
面白いのは、相手がどんな波動を放出しているか、その時々で変わるということです。
浮気を考えている人、詐欺を企んでいる人、誰かに恨みを持っている人……
そうした人たちの波動というのは、全く異なっているんですね。
そして、その波動に同調すると、私のような感度の高い人間は、自然とその人の状況を言い当ててしまうわけです。
気づきが相手を変える
この女性の場合、偶然のように聞こえた私の例え話によって、相手は自分の状況に気づかされたんだと思います。
「あ、自分はこんなことを考えていたんだ」
「自分の波動は、これほど透けて見えているんだ」
そうした気づきが、相手を行動へと向かわせたんじゃないかと思うんですね。
それが「行っちゃいけませんよ」という言葉を受けて、深くうなづいて去っていった、その理由なんだと考えられます。
波動を整える事の大切さ
こうした経験をしていると思うのは、自分の波動を整える事の大切さなんです。
心に何かを抱えていると、その波動は必ず周囲に伝わります。
隠す事はできないんですね。
だからこそ、自分の心を正直に見つめて、整えていく事が大切なんです。
そうする事で、初めて自分が本当に望む波動を放出できるようになるわけです。
相手との繋がりを大切に
異業種交流会やパーティーというのは、単なる名刺交換の場ではないんですね。
そこで出会う人というのは、実は必然の出会いなんです。
その人が今、何を抱えていて、何に気づく必要があるのか……
そうした事を感じ取り、伝える機会になるかもしれません。
もちろん、相手が受け取るかどうかは、その人の準備ができているかどうかによって変わります。
でも、無意識のチャネリングというのは、その相手の波動が、今まさに変わるべき時にきているというサインなのかもしれないんですね。