ブラック企業で仕事をしてよかったなぁと思ったこと。
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ブラック企業で仕事をしてよかったなぁと思ったこと。
風水師の但馬檀です。
私は、いわゆるブラック企業と呼ばれるような職場で何回か仕事をしてきました。
はじめは、女性に重たい荷物を持たせ、都内を飛び込みで営業するというお仕事。
役職がついてくると、毎日21時くらいになることも多かったです。
頑張ったので、そのころに営業の基本のキ的な部分や、成功哲学的な教えを学びました。
また、当時の上司から、「つぶしのきく人間になれ」と教わりました。
今の仕事以外でもやっていけるだけのスキルを身につけなさいと。
そのためには、なんでも売れる人間になれといわれました。
好きな仕事をしたくて、バンド関係の会社へ。
その後、転職し好きな仕事をやろうと思い、バンド関係のお仕事につきました。
とても小さな会社で、朝から終電まで、休みは日曜日だけで、夏休みは会社の社員旅行と称して海外への買い付け。
年末年始は繁忙期です。
仕事は制作・企画から卸からクレーム対応から面接等々、何から何までやっていました。
食事も社内で食べていましたので、顔を合わすのは会社の人と運送会社の人くらい。
家と会社の往復だけの生活が続きました。
会社を家との往復で、家にかえると寝るだけの生活なんていうのが何年か続きました。
大変でしたけど、おかげさまでいろいろな事を経験できましたし、結構好き勝手させていただきました。
勝手に新作作っても文句いわれなかったし。
カメラも、今思えばかなり勝手にフィルムをガンガン使っていたのですが、怒られませんでしたし(笑)
今考えたら、まぁ、ありがたい環境ではありましたよね、ほんとに。
自分の担当の仕事を下請けに出して、自分の手をあける。
今になって思い出したんですが、この時すでに他の人ができる仕事はどんどんと他の人に任せてしまっていました。
で、手が空いた自分は、社長がやってといっていた仕事をやった。
パソコンを覚えたのもこの時ですね。
皆さん夜遅くまで仕事をしていたのですが、気が付くと結構手が空いていることもありました。
もちろん、頼んだもののクオリティが下がればこちらでフォローしなければなりません。
個々での経験がそのあとの仕事につながりました。
そのあと位から、パソコンを使うお仕事をはじめ、サポートしたり家でWEB制作したり。
障碍者支援・求職者支援のインストラクターしたり。
まぁ色々やりましたけど、全部役に立っています。
成功も失敗も、全ては未来の糧となります。
例えば過去に辛いことがあっても、それも自分の一部です。
一生ついてまわる部分ですので、それをみないようにしている限りは、心の成長はありませんし。
そもそも事実なので。
己の過去の汚点なんて、他人の生活に支障でも出ない限りは、笑い話にしているくらいでちょうど良いのです。
Originally posted on 2017年6月24日 @ 4:33 PM