グレーゾーン-発達障害ではないのに発達障害と認定されてしまう子供達-
ASDも風水でよくなる話
まず、誤解がないようにここでの風水の前提として、風水とは環境やエネルギーが人に与える影響を使って、人の行動や思考をコントロールする技法というのが私自身の認識です。
ですから環境心理学や商業デザインについても風水技法のひとつと言う認識ですし、メディアなどを使った集団心理操作なども風水の一つととらえています。
と言う事で発達障害の話。
Forbsの記事で、ASD因子をもった魚が、不安要因の少ない環境だとよく動き回るという研究結果が出たというものがありました。
人は外的不安があれば行動は抑制されるし、不安より好奇心などの喜びが高ければ外に行きますよね。それがASD傾向のある場合でも同様に確認された。
つまり外出に不安要因を持たせなかったり、より強い関心を持つ何かがあれば外交的になるという事ですよね。
フクロウは暗くて狭い所が好きなのはウソ?
フクロウは内向的で殆ど動かない・なかない・なつかないと言われています。好きな場所は暗くて狭い場所・・・なんて事もいわれていますが全部嘘だと思います。
うちでフクロウを飼っていますが、好奇心旺盛で色々な所に行きたがりますし、よく動きます。
最近は年を取ったのもあって、ヒモに繋いでますが、それでもそばを通れば必ず鳴いて声をかけて来ます。
これはうちに来てからずっとそばを通るたびに声をかけ嫌にならない程度になでるという事を1日中繰り返すうちに返事をするようになり、今では向こうから声をかけてくるようになりました。
以前は仕事中もずっと一緒の椅子に座ったり足の下をくぐっていたり、ビデオ通話でのセッション時には、必ず飛んできて画面をのぞき込んだりしていましたから、会話するという事を自然と覚えたのでしょう。
つまり我が家のフクロウからしたら、声を掛け合うのは習慣になっているんです。
ところで、共働きで家に誰もいない状況で育ったお子さんは、そのような一緒の空間でなんとなく声をかけたりスキンシップをとるという事は習慣づくでしょうか?
恐らく習慣づく事はないと思いますし、自分から会話する事もないでしょう。
フクロウも、ケージにいれて飼い主は1日仕事ででかけてじっと家で待っていたら、当然コミュニケーションをとるという事は覚えません。
猫でもそうです。話しかけなければ、こちらに対してないてくることはありませんし、自由に来たい時にオープンアームスで歓迎しなければ、やっぱり来ないです。
私は猫にも話しかけ基本自由にきたい時に来れるようにしていたので、子供が生まれたときは見張りをしてくれ、泣き出すと呼びに来てくれてました。
田舎で育った人の方がコミュニケーション上手な訳
そんな訳で、田舎で育った人のほうが都心に出て来て成功しているのは、コミュニケーション上手なのではないかと思います。
よく話せるのは、常に家に誰かがいたからではないかと思うのです。
家に帰ると隣のおばちゃんが留守番している・・・なんて話をよく聞きましたし、私も四国に居る時は、近所のママ友さんちに行ったら、買い物行くからとチビちゃんたちと留守番していた事もあります。
逆にチビちゃんが家までついてきちゃって、そこの家は上の子が手がかかる子だったのもあり、家事が終わるまで家で子どもと遊んでいたり。
そういえば、子どもたちは複数人いれば勝手に遊んでくれますから、よく預け合っていましたね。
ADHDとはいったい何だろう?
うちに来ていたチビちゃんは、親の言う事を聞かない落ち着きのない子だったんですが、ある事をしたら、途端に私のいう事をきくようになった上に、私の家にまでついてくるようになったんですね。
これは、兄弟がいるとよくある事ではあるのですが、あのまま放っておいたら兄弟そろってADHD認定されていたかもしれません。
その位落ち着きがない子でした。
それなのに、ちょっとある事をしたら、途端にこちらの言う事を聞くようになりました。
正しくは自分にいわれている事がわかった、と言う事かもしれません。
他にも、親のネグレクト(育児放棄)などで満足な食生活が送れずにキレやすく、病院で発達障害の認定を貰っていたクライアント様のご家族もいました。
さて、こういう子は本当に発達障害と言ってよいのでしょうか?
以前はWISCや大人であればWAISなどでの結果で判定されていたようですが、今は医師との面談なども入ります。
しかし、それでも上記のような生育環境まで調査する事は難しいのではないかと、思ってしまうのですが以前より、的確な診断はできるはず。
ただし、まずは生活環境から見直してみてはどうでしょうと思うばかりです。