起業したいのに体調が悪い、そんな時にまずやること

起業したいんだけど、体調がなかなか良くなくて進まないという相談をお受けすることがあります。また、起業の準備をしていたら入院してしまったとか、そういう方ですね。

実はこういった方には、ビジネスの知識を学ぶ前に、まずやっておくとよいことがあるんです。

「～された」という表現を手放す

クライアント様で、ずっと原因不明の不調が良くならない方がいらっしゃいました。

パートナーシップについてのご相談で来られたんですけれども、ちょっと聞いてみたら、不思議な事が判明したんです。

その方は、自分の誕生日プレゼントも結婚記念日のプレゼントもちゃんともらっているんですが、パートナーにはずっと何もしていないということだったんですね。

これは被害者意識とも繋がるんですけれども、被害者意識がある方というのは、やってもらってる事はあたりまえ、自分が愛されているのは当たり前と、感謝の気持ちを忘れている、思っていたとしても伝えていない事がとても多いです。

対策をご提案してみた

そこで、もう少し旦那様のことを考えて、気持ちを行動にしてみたらどうかと、お祝いすることをご提案しました。

ただし、押し付けにならないようにするという事で、いくつか対策をご提案させていただきました。

生霊飛ばしたり心のバランスが取れなくなると体の不調が訪れる

ここで大事なのが、その時点での旦那様は意図的に何か念を飛ばしているわけではないんです。

でも、パートナーのそうした思いというのは、エネルギーとして作用するんですね。

自分ばかりつくしているという心の疲弊が、その不調の根底にあったんだと考えられるんです。

翌月すぐに変化が現れた

すると、どういうことが起きたか。

翌月、いつまでたっても良くならなかった不調がだいぶ楽になったとご報告をいただいたんです。

旦那様にも、いろいろと変化が出てきたそうですよ。

仏教でいう「罪障」

これは仏教でいう「罪障」というものにあたります。

小さな人の不満や不安などが集中することで、不調が起こるということはよくあるんですね。

心が疲弊していると、その波動は周囲にも影響を与えるし、何より自分の体に大きなダメージを与えるんです。

起業家や経営者の方に良く見られるパターン

最近は、起業家の方で原因不明の体調不良などが出ている方が複数人いらっしゃるのを見かけるんです。

その多くの背景にあるのが、実は「～された」という被害者意識だったり、「自分ばかり頑張っている」という心の疲弊だったりするんですね。

起業というのは、確かに大変なことです。でも、その過程で周囲へのギブが減ってしまったり、人間関係が疎かになってしまったりすると、知らぬ間に心が蝕まれていくんです。

そうやって「〜してくれれば良いのに」と生霊を飛ばしてしまうと、自分の心に穴があきます。

その穴に今度は他の方からの良く無い生霊が入り込み体調不良につながっていくんですね。

自分の心の状態に気づくこと

「～された」という表現をやめるというのは、つまり、自分の心の状態に気づくことなんです。

パートナーに対して何もしていないことに気づく。

周囲に対して被害者意識を持っていることに気づく。

自分ばかりつくしているという心の疲弊に気づく。

そうした気づきが、最初の一歩なんですね。

行動してみよう

気づいたら、その後は行動です。

パートナーをお祝いしてみる。

周囲に感謝の気持ちを伝えてみる。

ギブアンドテイクのバランスを整えてみる。

こうした小さな行動の積み重ねが、あなたの波動を変え、体の不調を癒していくんです。

心身ともに健康でいるために

ちなみに、体の不調が改善されたからといって、それで全て関係！大丈夫とも限りません。

改めて気を付けようと思うことが大事なんですね。

人気のある起業家の方は特に、忙しさに紛れて、そうした心の状態に気づきにくくなってしまいます。

定期的に、自分の心の状態を見つめ直す。

自分は今、誰かに対して被害者意識を持ってはいないか。

自分ばかりつくしていないか。

そうした問い掛けを、習慣づけることが大切なんです。

まずは気づくこと

起業に必要な知識とか、ビジネスのテクニックとか、マーケティングとか、確かに大切なことはたくさんあります。

でも、その前に。体調不良に悩まされているなら、やる事があります。

あなたが直ぐにやると良いのは、被害者意識という思考パターンから降りることなんです。

そして、自分の心の状態に気づくこと。

その気づきから、よい循環が始まります。

Originally posted on 2017年2月15日 @ 8:00 PM