健康寿命を長らえることが、いかに大切かについて
先日、ホスピスに入院している母のお見舞いに行ってきました。
母はずいぶん前から寝たきりの生活が続いていますが、その姿を見ながら、改めて健康でいることの大切さを痛感しました。
父も同じように高齢で、年齢はほとんど変わらないのですが、朝3時から活魚のように動き回っています。
パソコンやスマホを駆使して講師活動を行い、相変わらずお酒もたしなむという元気ぶり。
そんな父の姿と比べると、母の今の状況は真逆です。
母は長い間、難病の方々をサポートしてきた人でした。
それにもかかわらず、今の状況になってしまったことには、何か深い意味があるのではないかと思わざるを得ません。
健康の要因を考えたとき、「人付き合い」がその一つの鍵ではないかと考えるようになりました。
人付き合いの大切さと「縁」を育むこと
母と父の違いを振り返ると、やはり「人との関わり方」が大きく影響しているのではないかと感じます。目先の居心地の良さだけではなく、定期的に連絡を取り続け、関係を育み続けることがどれだけ大切かを改めて考えさせられます。
よく「金の切れ目が縁の切れ目」と言いますが、金では買えない「縁」を作り続けることこそが、人間関係において最も重要なのではないでしょうか。これが母の人生が教えてくれている大切な学びの一つです。
体調の変化と家族間の影響
母が施設に入った頃から、私自身にも変化が起き始めました。
不思議なことに、事業がうまく回らなくなったり、想定外の出来事が次々と起こったりしています。
一方で、私の体調は良くなりつつあります。
以前は鼻詰まりがひどく、鼻呼吸すらできない状態でしたが、今ではそれも改善し、臭いも感じられるようになり、日々楽になっています。
もともと、セッションしていてもご相談者さまのご家族の体調面の問題や入院などがあれば、自身の運がなかなか動かない事は何度も経験しています。
ですので、普通なら慌てるところであっても、そこまで取り乱すこともなかったのですが。
いわゆる「家族構成療法(家族間の関係で難病になったり、ひきこもりや不登校などが起きる)」についても、物理的に離れていても、家族間で影響し合うものがあるのかもしれないな、なんて思うしかない訳です。
母の状況と私の変化を考えると、そう感じずにはいられないのです。
全てが学びであることに感謝
人生にはすべて意味があり、日々が学びに満ちていると感じます。
母の状況や家族との関わりを通じて、健康の大切さ、人間関係の重要性、そして人生の不思議な繋がりに気づく機会をいただいています。
日々の出来事に感謝し、これからも「学び」を大切に生きていきたいと思います。
この気づきが、読んでくださる皆さんにとっても、何かの参考になれば幸いです。
Originally posted on 2025年1月27日 @ 8:00 PM