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客観視するのは自分の中のだれなのか?という話

 2023/01/01 成功法則   3,673 Views

客観視するのはだれか?という話

風水師の但馬檀です。

今日は客観性について書いてみます。

商品開発などでも大切だと思うのが「他者目線」や「客観性」ですよね。

もちろん、営業やマーケティングなどでも客観的な視点てとても大切です。

ところで、この「客観的な視点」というのは、いったい自分の中のどの部分がつかさどっているのでしょうか?

今回は交流分析的な視点から、説明してみたいと思います。

交流分析とは、ご自身の生活を、いくつかのパーソナリティーに分けて、どういった傾向が強いのか、理解することで、生活面での生きづらさなどを解消していく方法です。

まず大きく3つ

・親
・大人
・子供

に別れ、親と子供はそこからさらに、

・厳格な親
・慈愛の親
・自由な子供
・従順な子供

という風に分かれます。

まとめると、

・厳格な親
・慈愛の親
・大人
・自由な子供
・従順な子供

と5つの性格から構成されます。

本来人とは潜在的に様々な数多くの性格を持っています。

普段おとなしい人が、急にキレて暴れるようなことがあるのも、そういった隠れた性情が吐出したときに起こるわけです。

しかし、そんな細かい分析やっていたら、それこそやってられませんので、こうやってざっくり5つの性格にわけてみていく方法は良い方法だと思っています。

厳格な親は「~ネバならぬ」という感じの、保守的傾向が強く、ルールなどにも厳格な頑固な父親。(CP)

慈愛の親は、援助をしたり、相手を許し保護する優しい母親。(NP)

大人は、感情よりデータをもとに合理的な判断をする性格。(A)

自由な子供は、自分の気持ちに素直に、枠にとらわれず自由な言動をする性格。(FC)

従順な子供は、言われたことに素直に従い、自分の意見は控え相手によりそう。(AC)

という感じです。

この5つの性格は、誰しも大なり小なりもっているとされています。

高いから良い・悪いというものではなく、そういう特性があるという事で、その特性をどう活かしていくか、という事の方が大切です。

また、基本性格はあくまで今の社会生活の中で形成されているもので、例えば上司と対峙しているときと、部下と対峙しているとき、家に帰ってパートナーと対峙している時とで変化をします。

当然ですよね、大好きな彼と、毎朝顔を合わすだけの駅員さんへの接し方、まったく同じという方はいないと思います。

さて、ここまでが交流分析についての前説です。

では、この中で客観的な判断をしているのはどの部分か?という事なのです。

データや、事実をもとに分析をしていく、大人(A)の部分ですね。

Aについては、常に少し自分自身の上から見下ろすような感じで、行動を分析・判断していると言われます。

ちなみに、Aの部分が高いと客観性が身に付くので、感情のコントロールがききやすくなります。

例えば、話をしていて、相手が感情的になってしまったとします。

CPが強い人であれば、「感情のコントロールもできんとはけしからん!」と、怒り、喧嘩になることもあるでしょう。

NPが強い人であれば、そんな色々とお世話をし始めたりと、余計に逆切れさせてしまったり、場合によっては暴力的になることを助長してしまうもあります。

FCが強い人であれば、メンドクサイとその場を逃げ出したり思ったことを口にして、更にヒートアップしそうですね。

ACが強い人であれば、「うわっ怒っているから、とりあえず相手の言う事聞いておこう。怖いな」と委縮してストレスを感じます。

私はこのAの部分は比較的高いほう、というか高くしたのでよくわかるのですが、相手が感情的になっていても、前の日に寝不足であることが見て取れたら、単純に「まぁ、疲れてるし感情的になるよね」と分析します。

むきになっているところを見て取れば「ああ、承認欲求が強いのかな?」で終わります。

ですので、何か言われても「そうなんだね」で、終わります。

感情的になっているのは相手の問題であって、自分に起因している訳ではありません。

自分原因説や量子力学論などに関心がある方は、この辺はよくご存じだと思いますが、一般的にはまだまだ知られていないようです。

というか、言葉は知っていても自分の中の「どの行動」がそれにあたるのかがわからないという感じですね。

そして、それが原因で人間関係のトラブルが起きやすいように思います。

感情というのは他人に起因するのではなく自分自身の問題です。

楽しい嬉しい感情でれば巻き込まれて楽しむのもよいでしょうが良くないものに巻き込まれる必要はないのです。

そこは共感能力の高い低いなど言葉を使う方もいますが、共感能力もコントロールできます。必要ないと判断すれば共感しないという選択が出来る訳です。

逆に楽しい・嬉しい事であれば、感情をコントロールして一緒に喜ぶことも可能です。

そんな訳で、客観的な視点をもっているのは大人(A)の部分で、鍛える事で、業績などもあがる大変便利な生活です。

強くなりすぎると「冷たい」と思われますけど、職場の上司とか、やり手と言われる人、冷たい判断する事あるよねって思うのは私だけでしょうか?

Originally posted on 2020年5月11日 @ 1:04 PM

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