空海がアルコール依存症の事を触れていたのでブログに書いてみます。「痛狂は酔わざるを笑い、酷睡は覚者を嘲る。」という言葉より

空海がアルコール依存症の事を触れていたのでブログに書いてみます。「痛狂は酔わざるを笑い、酷睡は覚者を嘲る。」という言葉より

風水師の但馬壇です。

実はこのサイトには以前からアルコール依存症とさよならするための、メールマガジンというのがあります。

亡夫がアルコール依存症でして、私自身の改善事例などもございますので、少しでもお役にたてれば、という所からです。

たどりつくための検索キーワードをみていると、本当に胸が痛くなるような言葉で検索をしてきています。

ほんと、一回でセッション受けてみれば改善しちゃう人はしちゃうのにねって思うのですけどね。

ところで、最近は、弘法大師のお話をよく耳にしまして、今日は般若心境のこのようなお話なども出てきました。

「痛狂は酔わざるを笑い、酷睡は覚者を嘲る。」の意味

酔っぱらいは酒に酔わない人を馬鹿にし、世迷い事の中に生きているものは悟りの境地にいるものを嘲笑する、という意味だそうです。

心貧しいものほど、他人を見下したり嘲笑したりするという、意味になります。

酔っ払いが、酒を飲まず酔わない人を馬鹿にするようなものだ、という事を例え話としてあげているわけですね。

悟りとは何ぞや、という話

ところで悟りとはいったいなんぞやという事なのです

いつだったか、修行中に悟りを得たお坊様のお話を伺った事があります。

悟りとは人によって学ぶものが違うと言われています。

ただ、違うのに同じ方向を見つめていく事が出来る訳です。

悟りとは、ひとによってその段階が違います。

例えば天命ワークをしていても悟りの境地とはやってくる訳なのですが、この悟りとは、荒行を行う方のそれとはまた違います。

実に様々な悟りがあるという事で。つまり「ああ、悟ったんだな」と思った瞬間が悟り。

私が初めて悟った時期

恐らく私は１９歳の時に初めの悟りを得たと思います。

実にシンプルでそれまで親というのは完璧な存在で絶大な力を持っていると思っていたのが、「母親はもう守られる存在である」と、悟った感じですね。

理屈ではなく、この人はもう守られる存在なんだ、頼っていても仕方ないのだと唐突に悟った。

ちなみに、先に書いた大阿闍梨の悟りは「ああ空がきれいだ」だそうです。どんなに辛い修行をしていても、どんなに世間が幸辛くても空はいつも通り綺麗だという意味なのでしょうか？

それはご本人でないと分からないと思いますが、「ああ空がきれいだ」なんですよ、悟りって。

例えば瞑想していて、毎日同じ感覚を感じていても、あるひ唐突に「これがエネルギーだ！」なんて悟ります。

ヘレンケラーは毎日サリバン先生に、色々なものを触らせられ、指に文字をかかれていたけど、ある日水を触らせられて、指に書かれた文字を唐突に理解した。

これ悟ったんじゃないでしょうか？

そもそも悟りというもの自体、幻想ではないか？という話

ところで、悟りという言葉は仏教ではありますが、神道ではありません。

密教などでは、まず欲の限りを尽くせと、その後に悟りがやって来るとあります。

まぁ悟りますわな、全部己の欲をし尽くした後に何も残らない事がわかれば。

お金があっても権力があっても、心ひとつ思うままにならない人がいる。

一時的に動いたとしても、最後まであなたの事が好きだと付いてくる人はお金ではないところで動いている。

そんな事を見て取れるようになって、はじめて心の豊かさがわかるのかもしれません。

生物としての「好き」とは、どういうもの

恋愛ホルモンの作用

好きという言葉が出てきたので。生物の本能的な面から好きや、一緒にいるという事について考えてみます。恋愛面での好きについては、私は恋愛ホルモンと勝手に読んでいますが、正しくはPEA（フェニルエチアミン）というホルモンが関係してきます。人は子孫を残すために、掛け合わせることで遺伝子的に優位になると思われる相手を見ると、このホルモンが出ます。

生存力が強い、今の時代ですと生活力がある男性などが、多くの女性と関係を持ちたがるのはそういうところから。逆に家族は自分自身の体調面に自身がない場合、あまり積極的でなかったりするでしょう。

通常このホルモンは、生殖活動～子供がある程度自立するまでの期間ですから、３～４年と言われます。また、恋愛ホルモンが出始めて、相手との間に子供が出来ない場合は１年くらいで冷めてしまう事もあります。つまり相手に生殖機能がないと判断するからですね。シングルマザーの場合は既に子供がいるために、長くなる場合もあると思います。お子さんがいる方で不倫関係が長引くのもそういう所からでしょう。

群れとしての生存本能

では、この期間が過ぎた後は必ず別れるのかといえば、そうでもありません。共同生活をしていく上で、適しているかという部分を見ていきます。類人猿は群れを作って生活しますので、この群れとしての本能ですね。生活力のあるリーダーがいれば、当然その群れは強くなります。

つまり、性的な欲求がなくとも、パートナーの生活力や一緒に生活するのに適していると判断すれば、今度は家族としての関係が続きます。

もちろん、ここに男女の関係が続く場合もあります。生きていくのに優秀なら、子孫は沢山残したいですから。

つまり短期的な関係は人類の可能性のために、長期的な関係は種の存続のために行われていると考えても良いでしょう。

生きる力がある人は相応の人を選びたがるのも当然で、そのためにひと昔前は３高（高学歴・高収入・高身長）なんて言われた訳です、ひと昔前はね。

アルコール依存症について

一周まわってアルコール依存症の話です。痛狂というのが酔っ払いの意味ですが、なぜ自制心がなくなるまで酔わなければならないのでしょう？

普段の生活で満たされていないとか、悟りというものがあるなら、今だ迷いから抜けず悟れていないからですよね。

あとは、これうちの分野ですが、何かが憑いてる人です。

すごく満足いく生活しているのにお酒のコントロールが出来ない人は疑った方が良いです。

まとめ

上のような生存本能の仕組みをしると、人とはなんだろうと思ってしまいます。

ただ、それを踏まえたうえ心があり知恵がついているのが人でもあります。

だったら人としての生き方を満喫した方が良いです。

仏教では六道輪廻という考え方があり、どのような人生も魂の学びであるという事で。

ただ時アルコール依存症あたりは霊障の場合もあり、過去にそれで改善していたりしますので、お困りの方はサポートいたしますね。

 

 

Originally posted on 2021年9月17日 @ 1:35 PM